本日の稽古は新一年生のエニシ君とジョウ君。今日は二人に沢山対決してもらいました。
実際に戦ってるつもりでお互いシャドーで技を繰り出します。
その技を見て私が判定を出してあげます。
ただシャドーを小さな子供にさせても中々イメージが湧きませんが、こうすることによって臨場感が出て運動量も増えて行きます。痛みの恐怖も無いので伸び伸び技が出せます。
3分3R二人ともハーハー言ってました。
その後ブリッジ、ベアクロール(熊さん歩き)前転。、後ろ受け身した後で、エビ。
この動作は首が座り切ってなくまだ腹筋が発達していない子供はできません。二人とも新一年生となり今までの稽古で体が出来て来たので教えてみました。
そこから押さえ込みからのエスケープ、投げて押さえ込み、エビ、クロスガード、スイープの繋ぎを練習した後で、組技のスパーリング対決。
時間は無制限とにかく投げて3秒間押さえ込んだら勝ちというスパーリングを永遠に繰り返して行きます。
試合形式なので最初と最後は必ず正しい礼法をさせます。
最初は帯上のエニシ君が、投げて横四方固めやバックで抑えて練習していたのですが、途中から悔しくなったのかジョウ君は泣き出してしまいました。そこでもまだスパーリングは続きます。
そこで頃合いを見て、なぜ試合中泣いてはいけないのか?
押忍というのはどういう意味なのか、考えさせます。
面白い答えがどんどん出て来て「押さえ込み?」近い近い、「敵を抑えるって意味?」じゃあ敵って誰??
「自分自身を押さえ込む、自分の心を押さえて冷静に戦わないと勝てないでしょ?」
二人は妙に納得してました。
その後スパーリングを再開、今度はジョウ君がエニシ君を投げてきちんと抑え込みが出来てました。
「自分の気持ちをキチンと抑えて戦えば技はかかるでしょう?相手に対してムカつく気持ちじゃなくてありがとうという気持ちになるでしょう?だから礼をするんだよ」
体から入り技を磨き心を教える。
まだ少人数なのでこうやって丁寧に教えてあげることができます。
これから来る新しいお友達に、二人はきっと偉そうに教えてくれるでしょう、楽しみですね。
押忍
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