投げ技

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昨日の稽古には4名の子供が見学体験に来てくれました。さらに武道場の外から他の教室通っているのでしょうか、教室生のお友達も見に来てくれていたようです。

みんな仲間に入ってくれればと思うのと同時に、子供ってやっぱり人の目があると張り切ってくれるんですね。

子供に限らず大人もなのでしょうが、「良い所を見せてやろう!!」という気持ちは、人の頑張りを支えてくれます。ですから私としても、ご見学や体験は大歓迎なわけです。

この日は投げ技を中心の稽古でした。

「空手に投げ技?」

と思う方もいるでしょうが、元々古来の沖縄空手や中国武術は投げ技も寝技、関節技もありました。

しかし本土に来て、競技化が進み他の武道と差別化を図るために突き蹴り中心の武道になったのです。

武道は競技化が進むと、本来の実戦性、護身性を失ってしまいます。

安全なスポーツになってしまうわけですね、現在オリンピックで話題になっているノンコンタクト空手は、寸止めという当てないでポイントを競い合うスポーツとなり、フルコンタクト空手は顔面に突きをいれないルールで安全なスポーツとして成り立っています。

みんなより大きな大会に出場することを第一となってしまいます、もちろんそうならないよう指導している素晴らしい先生は沢山いらっしゃいますが、中には競技至上主義の方も沢山いらっしゃいます。

それはそれで素晴らしいことだと思うのですが、同時に一番大切な礼節や礼法も薄まってしまうと思うのです。

試合で相手に勝つことに意識が向きすぎるからです。

先日とある空手の世界大会で、試合後審判の判定に不服だった選手が大乱闘をおこした事件がありました、判定のコール終了後反則技を犯した対戦相手(対戦相手が勝ちになってしまった)に近づき上段回し蹴りを放ったと、とても残念な話です。これはあくまで私見ですが、突き蹴りなど打撃技だけで競いあうと、勇気を養うことはできるのですが、その分怒りの感情が湧きやすいんですね。

投げ技は、相手がいないと稽古できません。また引き手をきちんと取り、受け身が取れないと頭を打ってしまうとても危険な技術です。ですから技を仕掛ける側にも思いやりの気持ちが残るんです。

ですから子供たちには常に、

「どうして受け身をしなければいけないの?」

「どうして投げた後引き手を離しちゃいけないの?」

「抑え込みの技術はなんで必要なの?」

と稽古の前に質問をします。

みんな張り切って、手を上げて答えてくれます。

「あたまをまもるため」

「あたまには、のうみそがあるから」

危険な技術だということを認識するので、相手に対しての尊重の念も生まれてくるのです。

自分の身を守ることの大切さ、そういったものを学ぶからこそ、身を以て覚えられることがあるのです。

ですから指導する側もいつも真剣です。そして私もまた子供たちに成長させてもらっています。

勇気と優しさを同時に学ぶもの

武道がスポーツではなく武道である所以というのは、こういうところにあるのです。

武道空手少年クラブ、この名前につく武道という部分、こういった理念を保護者様やお子様のご入会を考えられている方にもぜひご理解いただければ幸いです。

押忍

 

総合格闘技 空手道禅道会 武道空手少年クラブ芝浦港南教室では、新規会員を募集しています。港区、品川区にお住まいの3才から中学生までが対象です。元気な子供にはしつけ、礼儀作法、大人しい子供には大きな声で元気の良い挨拶、運動能力改善、いじめないいじめられない護身術、投げ技、関節技も学べる総合武道の空手です。元気で優しい空手キッズが新しい仲間の参加をお待ちしております。
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