小平市で花小金井教室を昨年6月に道場開きしてから約10ヵ月、徐々に空手らしくなってきた生徒たちに向けて、小金井教室の大先輩でありお友達でもあるイリヤ君(小学1年生、黄帯6級)をご招待して3月27日(土)に花小金井教室まで来て頂きました。
花小金井教室ではまだ色帯でも紫帯が最高位。そろそろ先輩を見せてあげてあげたいところでした。
イリヤ君のお父様とイリヤ君自身が快く引き受けて頂いたお陰で今回の花小金井教室へのご招致がかないました。
結果から先に書きますと、イリヤ君は花小金井教室の生徒たちへ予想以上の良い経験を与えてくれました。
少年部で書くのも大袈裟ではありまが、心技体が異なります。
・「技」の面で言えば、経験年数、帯色が異なりますので当たり前ではありますが、イリヤ君にしてもまだ小学1年生。それにもかかわらず、前に立っての準備運動、基本稽古、移動稽古をきっちりこなしてくれました。
まっすぐ前に正確にマスク(お面)を突く姿、また空手を始めてまずみんなが最初に憧れる上段回し蹴りも何回もみごとに披露してくれました。
・「体」の面は一目瞭然。花小金井教室の子はもっとご飯食べましょうね。
・「心」の面でも相手を思いやる姿勢(必要以上の攻撃はしない等)が見て取れましたし、勝敗が分かっても止めが入るまでしっかりと構えている姿勢など、見えにくい心の部分を花小金井教室の生徒も感じたのではないでしょうか。
老朽化に伴い稽古場所が変更となる最後の花小金井武道館での稽古、イリヤ大先輩からの素晴らしいプレゼントとなり良い日でありました。
押忍
禅道会 武道空手少年クラブ花小金井教室室長 中村芳晴