先週の水曜日クラスに、タイ道場からレオ君という子が一時帰国を利用して出稽古に来てくれました。
少年部ではあまりない出稽古、しかも海外から来てくれたとなると道場内の空気感がいつもと変わって来ます。
お国柄もあるのか、まだ礼法や気合いの出し方を戸惑っている風だったので復習も兼ねて気合いの出し方から出す意味を教えて行きます。
気合いは”大きく”そして”短く”お腹に力を入れる。そうすることにより瞬間的に横隔膜が周りの筋膜をリードして突き蹴りのスピードや力感が出て来ます。
また臍下丹田、太陽神経叢に刺激を与えることによりエネルギーが発電されて行きます。”気合い”って気を合わせると書きます。大気中の気と体内の気を合わせることにより生命力”元気”が活性化されるんです。
そしてそれは伝搬して行き道場の雰囲気、空気感までどんどんピュアになって行く…
こうなると後はみんな集中状態になるので、技もかってに覚えてくれます。
ミット稽古とスパーリングをこなしこの日の稽古は終了。
レオ君も楽しかった来週もまた来てくれると言ってくれました。
ご父兄様もタイの道場と空気感が違うと驚かれていたようですが、それはお国柄で変わって来るものです。
しかしあの年齢から出稽古なんて緊張すること経験できたら強くなるでしょうね。
ウチの子供達も海外連れて行ってみたいなと思いました。
押忍
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