なぜ異年齢交流に拘る空手教室なのか?

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6/10の審査会に向けて、この日も基本稽古移動稽古をみっちりと稽古しました。

先週、鏡の前で集中した効果があったのと、隣の部屋から他流派の元気な気合いが聴こえて来たからか、この日はみんな大きな声で動きもキレがありとても良かったです。

子供の頃は意識が時間の横軸に拡散します。

どうしても隣の子、同じ学年の子、などを意識して、競争しようとしてしまうものです。

それはそれでとても大切なことです。しかし右に左に意識がブレて集中力が散漫になったり、上手な同じ年の子を意識してしまって、やる気を無くしてしまうリスクもはらんでいます。

そこで近未来や近い過去を、時間の縦軸を意識させてあげるとバランスが取れます。

それが異年齢交流の良い所でして、どういうことかというと年上の子を見て、

「自分も近い将来こうなれる」

と希望を持ち

逆にまだ幼い年下の子を見て、

「俺も昔こうだったなー」

と過去と比較して自分の成長具合を確かめる。

そこには競争を必要としない成長が派生するんです。

異年齢交流に拘る空手教室

真似をして成長する。

真似ぶ、学ぶ

昔ながらの大人数の兄弟であれば、勝手にそういうことを覚えるのですが、現在社会ではなかなかそうもいかないでしょうから、ですからウチの空手教室は年齢別にクラス分けしたりしていないですし、3歳から中学生まで幅広く受け入れて一緒に稽古しているのです。

競技空手だけを強くするだけでしたら、横軸の競争からセレクション方式に有能な子を出して行けば良いのでしょうが、武道の本当の目的はそこではありません。

もちろん格闘技ですから、競い合いも大事です。大会優勝を目指して努力して、勝って負けて経験値を積む。しかしそこの勝ち負けだけが目的ではありません。

私が言いたいのは、この横軸の競争と縦軸の真似の仕合いがバランス良く人間を成長させてくれるということです。

集団の球技とは違って、補欠が出るわけじゃないので、みんなそれぞれのペースで成長を感じてくれれば良いのです。

この日も3歳児の見学が来ていたので、このような話をさせてもらいました。

小さい子から大きい子まで、誰でも成長を感じ取れて、自己肯定感を身につけられる空手教室作りを目指して、頑張って行こうと思います。

総合格闘技 空手道禅道会 武道空手少年クラブ小平市鷹の台教室では、新規会員を募集しています。小平市、国分寺市、立川市にお住まいの3才から中学生までが対象です。元気な子供にはしつけ、礼儀作法、大人しい子供には大きな声で元気の良い挨拶、運動能力改善、いじめないいじめられない護身術、投げ技、関節技も学べる総合武道の空手です。元気で優しい空手キッズが新しい仲間の参加をお待ちしております。
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